コーヒーのおはなし

少し前のニュースになりますが、米国政府がICO(International Coffee Organization)への復帰を表明しました(9月中旬)。これはコーヒー市場に変化をもたらすものとして注目されています。

ICOは、1963年にコーヒー生産国と消費国を集めた政府間の機関として創設され、意見交換や政策の表明を行うとともに、コーヒー価格の安定にも寄与してきました。また、品質向上プログラムの推進、最新情報と統計類の収集と配布、世界コーヒー経済に寄与すべき斬新な各種プロジェクトの推進、コーヒー経済の研究、伝統的市場及び新興市場でのコーヒー消費の振興などに努めています。

1993年、世界のコーヒー消費量の5分の1を占めるといわれる米国が脱退して以来、ICOのコーヒー供給・価格調整機能は力を失い、「コーヒー危機」を巻き起こす一因となりました。急激な価格の下落は、今もコーヒー生産者を苦しめています。

コーヒーの市場管理の崩壊によって、価格だけでなく、コーヒーの質そのものも低下したといわれています。アメリカには、実際口にできないくらい本気でまずいコーヒーもありました。それに対し、丁寧に作られたフェア・トレード・コーヒーを飲むと、「コーヒーってこんなに自然の味がするものなんだ!」と衝撃を受けます。

フェア・トレードにおいて、コーヒーは最も重要な製品であると言えます。米国のICO復帰によって、コーヒー市場が改善されることを期待したいです。


日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/knew/knews-g1.htm
ICO
http://www.ico.org/

射手
[PR]
by ftsn | 2004-10-11 14:51 | 関連ニュース
<< FTSN(フェアトレード学... FTSN(フェアトレード学生ネ... >>